自分自身の水分量、足りてますか?
そもそも、足りてるのか、足りてないのかなんて、よくわかりません。
のどが渇けば、水を飲むという自然な行動の日々だと思います。
そんな、当たり前の水分ですが、おそらく女性のお悩みナンバー3に入るであろう、便秘と肌荒れ。
この2つは、水分と密接な関係があるのです。
体のなかで水分を吸収する器官は腸です。
腸を元気にすると生活が整うと言われるほど、実は重要な役割があるのです。
その役割について、体内の水分量と腸内環境の深い関係について紹介したいと思います。
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目次
腸とは
食べ物全体の栄養素や水分を吸収できる唯一の器官で、水分を吸収・排泄します。
また、免疫細胞の7割が腸に集結しています。
さらに幸せホルモンといわれる『セロトニン』が作られるのも腸なのです。
腸の役割
吸収
食べ物全体の栄養素を吸収できる唯一の器官です。
主に、炭水化物、タンパク質、脂質、体のエネルギー源となるものと、体を調節するものを吸収します。
また水分も腸で吸収され、小腸が水分の8割、大腸が2割と、水分量を調節する要の器官です。
水道水に含まれる塩素は腸内細菌を減らすので、水道水以外の水分(カフェインが含まれていないもの)を摂取しましょう。
ウォーターサーバーなど天然水やRO水がおすすめです。
RO水:アクアクララ
・クリクラ
・アルピナウォーター
等
天然水:コスモウォーター
・プレミアムウォーター
・フレシャス
等
排泄
便の80%が水分です。
残りの1/3は食べ物のカスと腸のアカ、腸内細菌の死骸なのです。
体内に吸収された有害物質も腸から外に出ていきます。
また腸も皮膚でできており、腸内の剥がれ落ちた皮膚も排出されます。
小腸は人体の中でもターンオーバーが短く、1日~数日で剥がれ落ち、排出されるといいます。
そのほかの働き
消化
胃で行われますが、腸でも食べ物を消化します。
解毒
体内に入った有害物質を体外に出す働きをします。
合成
ビタミン、ホルモンのほか、幸せホルモンといわれるセロトニンを作ります。
浄血
腸から水分を吸収し、血液の流れをよくして血をきれいにします。
免疫
免疫細胞は体内の7割が腸に集結しています。主に、善玉菌が体調を調整します。
必要な栄養素が腸のトラブルにより吸収されなくなると…
腸にトラブルが起きると、うまく栄養素が吸収できなくなります。
体の細胞や皮膚は栄養素を求めているので、十分に行き届かなければ、悪影響が出るのも不思議ではありません。
そのため、腸のトラブルが原因で、必要な栄養素が吸収されないことは、肌荒れにつながるのです。
便秘になると毒素が排出されない!
便が出難くなる症状が、ずばり!便秘です。
便秘になるとイライラしたり、体の中で様々な悪影響をもたらします。
何かしらの原因により、腸が悪くなれば、機能が低下します。
腸は、消化された食べ物の水分を吸収する働きがあるので、便が固くなります。
しかし、固くなれば、なかなか体外へ排出されにくくなるのです。
通常なら体外へ排出されるはずの便が腸に滞在すると、(便は不要な物や細菌類がたくさん)毒が体内に停滞することになるのです。
結果、腸内環境の乱れを引き起こし、悪玉菌の増殖につながります。
悪玉菌が生み出すガスが血中に吸収されると、血の流れに乗って肝臓に届き、肝臓は大きな負担を強いられることになるのです。
肝機能が低下することも、ニキビや、肌荒れの発生原因となるのです。
腸内環境をチェックしてみましょう
肌荒れ対策のカギは体内の健康を保つことです。
そのためには腸内環境のチェックが必要です。
まずは、現在の腸内環境が良いのかどうかチェックしてみましょう。
☆お肉が好きでよく食べる
☆野菜を食べていない
☆納豆、ヨーグルトが苦手
☆夜更かしが多い
☆朝は苦手でスムーズに起きられない
☆朝食抜きが多い
☆体を動かしていない、苦手
☆便をする時間が不規則
☆便やおならの臭いがひどい
☆便秘がちでなかなか出ない
3つ以上、当てはまる人は、腸内環境が悪い可能性があるので注意しましょう。
基本的に、腸内環境が悪くなると、便秘になったり、便やおならの臭いがひどくなる傾向にあります。
生活習慣が不規則なことも腸内環境の悪化をもたらすので、注意が必要です。
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腸内環境を改善して美肌になる方法
腸内環境が悪い=便秘が肌荒れへとつながっていくので、その大きな原因である便秘を解消する事が大切です。
便秘は水分不足なのです。
人体の60%は水分です。水分不足になると人間は生きていけません。
そこで水分が不足していないかチェックしてみましょう。
あなたは水分不足??
☆便秘・下痢が続いている
☆1日のトイレ回数が6回以下
☆口の中がネバネバする
☆むくみやすい
2~3個当てはまる場合は水分不足が疑われます。
3日に1度排便をしていない人は便秘の腸と言えるでしょう。
便秘や下痢が続くと水分が不足している状態になります。
また水分は摂りすぎると、むくむのが一般的ですが、不足でむくむこともあります。
自分の1日の理想水分量を知りましょう!!
【計算式】
体重×0.04リットル(18歳以上)
例))体重が50キロの人の場合
50キロ×0.04リットル=2リットル
体重50キロの人が必要な1日の理想水分量は2リットルということになります。
汁物がある食事の場合、食事からも1日1リットルほど水分摂取ができています。
食事からの水分量を引いた数字の水を飲むのが理想です。
水を飲むタイミングが実は重要!!
水は1回コップ1杯(約200ml)ほどを1日5~8回飲むようにしましょう。
また、喉の渇きを感じる前に飲むように心がけると、腸の働きもよくなります。
理想的なタイミングは?
①起床時
②朝食時
③昼食時
④通勤・通学・スポーツの時
⑤夕食時
⑥入浴時
⑦寝る前に
美肌のためには水分の種類も重要!!
人の理想的な水分摂取量は1日あたり1l〜2lと言われていますが、水道水で水分をとっても良いのか気になりますよね。
水道水は、浄水場で水を浄化するために塩素を用いており、水道水には塩素が多分に含まれています。
この塩素が腸内環境にとって良くないのです。
塩素には殺菌力があり、これが有害菌の除去に効果を発揮するのですが、これが腸内に入ってくると腸内細菌まで死滅させてしまう恐れがあるのです。
腸内細菌の数の減少は、腸内での消化、吸収など腸の働きを弱めてしまうため、腸内環境の維持・改善・美肌にという意味では逆効果。
つまり、いくら水分摂取が重要だからと言って、水なら何でも良いというものではないのです。
RO水:アクアクララ
・クリクラ
天然水:コスモウォーター
まとめ
ひとくちに「水」といっても、さまざまな種類の水があります。
水によっては、それぞれの効能が異なっていたり、また腸内環境に優しい水の飲み方があります。
いずれにせよ、腸内環境を良い状態に保つためには、水との上手な付き合い方、上手な水分摂取方法を身に付けることが重要です。
これを機会に、あなたの水に対する生活習慣を見直してみませんか?
その結果、腸を元気にし、便秘解消、美肌を手に入れましょう。
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